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唾液は高級茶の味

2010/01/22 07:09

 

日本語で「喉越し」という言葉があります。
この言葉は、ワインやお茶の品質を表す上で非常に重要な言葉です。

最近では唯一、ビールの味の表現に、「喉越し」という言葉が使われます。
でも、スーパーに置いてあるような安いビールには、正直喉越しは全くありません。
ビールのスカッとした感覚を、喉越しという、言葉で表現するのは、どちらかというと正しくありません。
「一番搾り」などは、弱いですが、多少の喉越しがあるように思います。

 

喉越しを一番簡単に体感できるのは、唾液を飲み込んだときです。
緊張した際に「唾を飲む」という表現がありますが、唾液を飲み込んだ場合、喉を伝わり、下に落ちてゆく独特の感覚があります。
これが、本当の喉越しで、中国語では、「喉韻」という言葉で表されます。


喉に残る、余韻=「喉韻」であり、この言葉が喉越しの語源だと思います。

 

唾液は血液をもとに生成されます。
血液中には、鉄が含まれており、唾液にも鉄が含まれております。


唾液に強い喉越しがあるのは、鉄イオンにより水の水素結合が強化され、それ故に、味が強く感じられるからです。

私たちが高品質茶、良い茶器を通した水、南部鉄器で沸かした水、渓流の水、を美味しいと思うのは、同じく鉄分が含まれており、唾液に味が近い「喉越し」がするからだと思います。ミネラルが豊富な水(お茶)を飲むことは、唾液や血液に近い組成の水溶液を飲んでいるわけで、健康によいのは言うまでもありません。
 

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茶器と焼く温度の関係

2010/01/12 02:14

 

 

 

茶器に関し今私が取り組んでいるテーマは焼成温度と土の関係です。
実は焼成温度が変わると、茶器のパフォーマンスは激変します。

 

一般的により高い温度で焼くほど、「焼きしまる」→「密度が増す」→「表面積が増える」と考えられております。
ただ、焼きしまるという現象は、ミネラルが溶解し、ガラス化することで、体積が減少しているわけです。

実際は焼きしまることで、表面が溶け表面積は減少します。


表面積が減少すると言うことは、お茶を淹れた際、茶器のパフォーマンスも減少します。
つまり、焼けば焼くほどパフォーマンスは落ちます。

その良い例が、磁器です。
 

磁器の場合、高温で焼き土に含まれるカオリン(石英)をはじめとするミネラルを完全にガラス化してしまいます。
このため、表面積が小さく、お茶への影響は極めて僅かとなります。

 

焼く温度が低いほどパフォーマンスが良いとなると、焼く温度を低くすればよいわけですが、あまり低すぎると問題が生じます。
焼成温度が低すぎた場合、有害物質がお茶に溶出する問題、成分が完全にガラス化してないために水漏れが起る問題、ガラスかが不十分なために壊れやすい等の問題が生じます。

つまり、茶器を焼く温度には最適温度があり、その最適温度をどう決め込むか、作家と一緒に試行錯誤をしながら悩んでおります。

 

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急須を焼く温度

2009/12/27 02:58

 

焼く温度と土の関係ですが、ポイントとしては、「漏れないようにすること」と「表面積を如何に多く保つか」という2つのバランスにより成り立ちます。
漏れないようにするためには、より強く焼き、土の成分がガラス化すればするほど漏れにくくなります。
ところが、表面積という点では、ガラス化すればするほど土の表面はツルツルとなり、表面積はどんどん減少します。
つまり、私たちが焼き物に対して求める2つの要素は、相反しており、お互いに矛盾しています。
 
焼きすぎると、表面積が減少し、味への影響がほとんど無くなります。
逆に、焼きが足らないと、水が漏れたり、土の臭いがしたり、簡単に割れたりします。
 
宜興の急須を語るとき、良い急須はお茶を蒸らしている最中、土を通してお茶の香りがすると言います。
「そんな馬鹿なことが?!」と昔は思っておりましたが、最近になり、まんざら作り話ではないことが分かりました。
 
味に対する急須の性能を高めようとした場合、当然、焼成温度を低めに管理します。
このような焼成方法で焼かれた土の場合、成分が完全にガラス化してない為、お茶はじわじわとしみ出します。
湯を入れた急須を台に置くと、台が曇ります。
急須に鼻を近づけると、言い伝えの通りお茶の香りがします。
 
逆に焼成温度が低めの急須の場合、水が浸みだしてくるだけでなく、お茶を吸収しやすく、使い続けていると、急須の色はどんどん変化します。
このような土の場合、洗っても、こすってもお茶の色は落ちません。染みこんだお茶は酸化し、茶色~黒へと変化します。
つまり、赤い土でも、どんどん黒へと変化してゆき、最終的には真っ黒になります。
最近の急須は、ツルツルになっても、黒くは変化しません。昔の優れた急須の場合、土だけでなく、焼き方にも差があるようです。
 

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茶器の焼成温度と性能

2009/12/25 23:15

 

茶器に関し今私が取り組んでいるテーマは焼成温度と土の関係です。
実は焼成温度が変わると、茶器のパフォーマンスは激変します。
 
一般的により高い温度で焼くほど、「焼きしまる」→「密度が増す」→「表面積が増える」と考えられております。
ただ、焼きしまるという現象は、ミネラルが溶解し、ガラス化することで、体積が減少しているわけです。
 
実際は焼きしまることで、表面が溶け表面積は減少します。
表面積が減少すると言うことは、お茶を淹れた際、茶器のパフォーマンスも減少します。
つまり、焼けば焼くほどパフォーマンスは落ちます。
 
その良い例が、磁器です。
磁器の場合、高温で焼き土に含まれるカオリン(石英)をはじめとするミネラルを完全にガラス化してしまいます。
このため、表面積が小さく、お茶への影響は極めて僅かとなります。
 
焼く温度が低いほどパフォーマンスが良いとなると、焼く温度を低くすればよいわけですが、あまり低すぎると問題が生じます。
焼成温度が低すぎた場合、有害物質がお茶に溶出する問題、成分が完全にガラス化してないために水漏れが起る問題、ガラスかが不十分なために壊れやすい等の問題が生じます。
 
つまり、茶器を焼く温度には最適温度があり、その最適温度をどう決め込むか、作家と一緒に試行錯誤をしながら悩んでおります。

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大紅袍

2009/10/17 21:20

 

【中国茶、台湾烏龍茶、紅茶、黄茶、白茶、フレーバー茶等、高級茶だけに特化したお茶専門店HOJO】

 

武威岩茶の続きです。武威岩茶は福建省の武夷山と言う山を代表する、中国最高級の烏龍茶の総称です。そもそも武威岩茶が何故「岩茶」と呼ばれるかというと、武夷山には大きな花崗岩の塊があり、その岩の上にお茶が生えているからだそうです。
 
しかし実際にはお茶は苔ではないので、岩の上に直接生える事はありません。岩の隙間やその脇の土の上に生えております。ある意味、日本でも花崗岩の大きな塊が散在する武夷山に似たお茶の生育環境もあります。武夷山の地形が決して珍しいわけではありません。
では、何故、武威岩茶が珍重されるのでしょうか?

高い物になると、100gが数十万円どころか、数百万円する物まであります。
多くの書籍やインターネットのジャンク情報によると、「岩の上に生えているから」だそうですが、前述したとおり、正確には岩の上に生えているわけではなく、岩が多い場所にお茶が生えております。丁度、岩の脇、或いは岩の上に堆積した土の上にに生えている松の木と同じような状況です。
 
一つ目の理由は、前回のブログで説明したとおり、「大紅袍」という品種そのものが、他品種と比べると根が深く、地中のミネラルを効率的に吸収できることが挙げられます。
同じ条件で栽培された、水仙種、肉桂種はフレーバーの強度が大きく異なります。これは他でもない、品種特性による根の深さの違いによるそうです。
実はもう一つの重要な要素として、樹齢が大きく関係しております。

実はお茶の木の場合、樹齢が増すにつれ、根も成長し、より多くのミネラルを吸収できるようになります。
樹齢が100歳を越えるような木にもなると、お茶を飲んだとき、素人でも明らかにその差を実感することが出来ます。
何より、飲んだときに味に物凄く深みがあり、喉の奥でお茶の味を感じることが出来ます。お茶を飲み終わった後も、香りと甘みが喉の奥に停滞し、余韻が何時までも続くのが特徴です。
以上をまとめると、同じ武威岩茶でも幾つものグレードに分かれます。
 
1.武夷山以外で採れた、「大紅袍」以外の品種(肉桂、毛蟹、白鶏、水仙)など
2.武夷山以外で採れた、「大紅袍」
3.武夷山でも標高の低い場所で採れた、樹齢の若い「大紅袍」
4.武夷山で標高の低い場所で採れた、樹齢の高い、「大紅袍」
5.武夷山の標高の高い場所で採れた、樹齢の若い「大紅袍」
6.武夷山の標高の高い場所で採れた、樹齢の高い、「大紅袍」
 
但し、武夷山の岩茶生産エリアの場合、最も標高の高い位置でも300m程しか無く、標高の高い低いはあまり大きく品質には影響を与えません。
品種が「大紅袍」で有ることが最も大切であり、次に、樹齢がとても大切な品質要素と成ります。数百万円で取引される大紅袍の場合、武夷山最古の原木で、樹齢は数百歳と言われております。
日本でも至る所で大紅袍の名を聞きますが、本当に大紅袍種から作られていること、武夷山で作られていること、樹齢がある程度古いかどうか、一番茶かどうか・・・これらを確認していくと、本物と出会える可能性は限り無くゼロに近づきます。
 
私の会社では武夷山に茶園で栽培された樹齢50年の大紅袍の生産業者を訪ねました。
お茶としては非常によい出来なのですが、現在、農薬の状況を調査しております。

もし農薬の点で問題がなければ、近いうちに日本でも紹介できそうです。<br>
大紅袍 大紅袍02 大紅袍の生産工場でお茶の評価をするHOJO TEAのスタッフ
 

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武威岩茶の真実

2009/10/15 22:27

 

【中国茶、台湾烏龍茶、紅茶、黄茶、白茶、フレーバー茶等、高級茶だけに特化したお茶専門店HOJO】

 

先月、会社のスタッフの2人が福建省の武夷山に視察に行ってきました。
今回の視察の目的は、安渓鉄観音、武威岩茶、ラプサンスーチョン、ジャスミン茶、白茶の見識を深め、より良い原料茶葉の調達を可能とするためです。
 
武夷山周辺ともなると、各お茶会社の経営者はとても保守的で、外国人を寄せ付けないただならぬ雰囲気もあり、中国系のスタッフが中国語で交流を深めたことで大きな成果が得られました。
 
私自身の出張報告も終わっておりませんが、こちらと併せ、得られた知見を徐々にブログにてシェアしていきたいと思います。
 
まずは、一番面白い、武夷岩茶の話題からです。 武夷山と言えば、中国烏龍茶の最高峰である「大紅袍」でよく知られており、中国でも選りすぐりの烏龍茶の産地です。 武夷岩茶をキーワードに、様々なお茶の店を覗いたり、お茶の本を広げてみてください。武威岩茶には様々な種類の品種があり、それらが多様な香りを生み出すと書かれております。ところが、武夷山へ行って分かったことですが、武夷山には「大紅袍」しか有りません。何処へ行けども、「大紅袍」のみで、肉桂とか、水仙、白鶏、毛蟹等々の品種は全く見あたりません。
 
生産者の話では、「大紅袍」は他の新種と比べると飛び抜けて根が深く、ゆえにミネラルの吸収力に優れ、喉越しが格段に良いそうです。生産者の立場からしても、「大紅袍」が一番高く売れることが分かっているのに、マイナーで美味しさ的にも、値段的にも劣る品種を作る必要がありません。
 
実は武夷山を車で下山し、街近くの平地に至った時点で広大な水仙やその他の肉桂の畑が存在しておりました。これらの品種は、完全に輸出用で、品質は「大紅袍」と比較した場合、明確に劣ります。
 
まとめると、「大紅袍」が優れている理由の一つは、日本の在来種のお茶と同じく、根が強く、ミネラルの吸収力に優れているからです。武夷山産のその他の品種は輸出を目的として作られた、低級品で、本物の武威烏龍を味わいたい場合、「大紅袍」以外考えられません。 続く・・
Wuyi01.jpg 武夷山の茶園へ向かうスタッフ

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中国視察旅行 宜興

2009/08/16 01:03

 

【中国茶、台湾烏龍茶、紅茶、黄茶、白茶、フレーバー茶等、高級茶だけに特化したお茶専門店HOJO】
 
中国へ視察旅行に行きました。
最初に訪れたのは急須の産地として世界的に有名な宜興です。
宜興を訪れた目的は、宜興の急須の作り方を理解すること、また、宜興においてどの様な土が入手可能、或いは宜興の鉱山は今も良質の土を生産しているかどうか自分の目で確認する事でした。
 
宜興というと紫砂と呼ばれる土が急須の原料として知られております。基本的に宜興で産出される土は全て紫砂と呼ばれます。つまり、宜興以外で全く同質の土が産出したとしても、中国では紫砂とは呼ばれません。
 
宜興の紫砂は黄山と呼ばれる鉱山から産出されておりました。
この鉱山は掘り尽くされ、現在では山はすっかり姿を消し、鉱山湖に姿を変えております。
このため、「宜興は紫砂を掘り尽くしてしまった」というのが、もっぱらの急須収集家の間での常識となっております。
 
黄山は噂通り、ありとあらゆる紫砂が採り尽くされ、現在では白い岩だけが残っておりました。更に、黄山の採掘跡周辺には大量の水晶があり、佐渡と同じく宜興の鉱山が火山により形成されたことを示唆しておりました。
 
 
黄山からは紫砂は全く生産されないのですが、だからと言って、宜興の土が無くなってしまったわけではありません。実は黄山の紫砂鉱脈は黄山周辺から更に外側に広がっております。但し、黄山周辺一帯以外は建物が密集していることから、建物の下に位置する紫砂鉱脈は手つかずのままになっておりました。
 
実は私が宜興に行く数週間前黄山の隣にある広大な建物が再開発のために壊されました。
その建物跡には大量の紫砂鉱脈が眠っており、宜興では第4鉱山と呼ばれておりました。
 
鉱山には膨大な量の紫泥、朱泥を始め、最高級とされる大紅泥や緑泥、段泥を見ることが出来ました。
特に、大紅泥の鉱脈は数メートルの幅が数百メートル続いており、その埋蔵量は想像を超える規模でした。
但し、建物の瓦礫跡に突如出没した鉱山はマフィアにより管理されているらしく、先日までは紫砂を採掘できたらしいのですが、私が訪れた際は既に管理下に置かれておりました。
現場には建築現場のゴミや残留物の収集を禁止するという旨の張り紙がありました。
もちろん、残留物=紫砂のことです。 私は宜興の急須作家と一緒だったため、観光客風を装い、半日かけ鉱山をじっくり調査することが出来ました。
 
 
 
 
 

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佐渡金山と朱泥

2009/06/13 17:54

 

【中国茶、台湾烏龍茶、紅茶、黄茶、白茶、フレーバー茶等、高級茶だけに特化したお茶専門店HOJO】


以前の続きで佐渡の話です。
相川金山は佐渡金山の中でも最大級の鉱山です。同時に、鉱山の副産物として鉄分を多く含む朱泥が算出されます。
金にせよ、朱泥に含まれる鉄にせよ、佐渡が噴火により作られた際に、地中深くにあったミネラルが高圧下で数千℃を超える熱水に溶け、地上に運ばれ、長時間の冷却を経て鉱脈として結晶した訳です。従って、佐渡のような場所には、金もあれば、鉄、銀、銅と、ありとあらゆる金属が高濃度に産出されます。そのような場所だからこそ、紫砂と呼ばれる高濃度の鉱物が入り交じった岩石が存在するわけで、緑泥も銅のような緑に発色する金属を多く含む岩の一つです。

相川金山は観光客向けに解放されており、かつての坑道を歩いてみて回ることが出来ます。中はとても暗いため、坑道の壁面がどうなっているのか分かりづらいものの、よく見ると、金の坑道内もびっしりと紫砂で覆われていることが見て取れました。
至る所に、朱泥が露出しており、金の坑道というより、朱泥の坑道と言った方が良いほどでした。金山を訪れる観光客にとっては、「金」のイメージしかない相川金山ですが、実は今もなお埋蔵されている膨大な量の朱泥を直に見学できる場所でもあります。

因みに、佐渡の金山には未だに金が埋蔵されているそうです。但し、人件費の上昇に伴い、採掘必要の方が高く付くそうです。もしかしたら、未だ凄い量の金があるのかもしれません。 
 
 

相川金山
右の裂け目は金を掘り進める課程で人工的に出来てしまったもの。金を求め、
山をを割いてしまうとは、人間は凄いですね!左側の岸壁には無数の横穴が
あいております。これは狸堀によりできた穴です。狸堀とは一人だけで、人一人が
通れるだけの穴を掘りながら進んでいく堀方で、本格的に採掘する前の調査堀の
手段でした。
相川金山2
人形2
人形> 観光用の坑道内には上2枚の写真の様なからくり人形が至る所にあり、なかなか心温まる動きをしておりました。

坑道内部
暗くてよく分からず適当に坑道内の壁面を撮影しました。鉄分がとても多いため、壁面が赤くなっております。場所にとってはもっと朱泥を多く含む岩もありましたが、団体客と重なってしまい、あまり写真を撮っている余裕がありませんでした。

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水道水は肌荒れの元凶

2009/06/12 17:05

 

【中国茶、台湾烏龍茶、紅茶、黄茶、白茶、フレーバー茶等、高級茶だけに特化したお茶専門店HOJO】


水道水を直接飲んだ場合、含まれる塩素が原因で体に悪いという事を私は幾度となく説明しておりますが、最近、益々塩素が気になるようになってきました。
場所によるのですが、塩素入りの水のお風呂やシャワーを浴びると肌がひりひりします。
マレーシアや日本でも都市部の場合、水に塩素がたっぷり入っているので、肌が弱い人の場合風呂上がりに肌がかさかさします。これは、老化や角質層の代謝が不活発とは関係なく、純粋に塩素による肌荒れです。塩素は水と反応し次亜塩素酸になり、これが肌を攻撃する原因です。次亜塩素酸と言えば、「ドメスト」という漂白剤があります。ドメスト入りのお風呂に入っていると想像すれば、肌がひりひりするのも分かる気がします。
インターネットで検索すると、何と、フォシュレットのおしり洗浄水も良くないそうです。直腸部は水の成分をとても吸収しやすいことから、塩素が長いこと暴露した場合、直腸癌の原因になるという過激な説も有ります。

反応性の高い塩素ゆえに微生物を殺菌し、水の水質を維持するというのが、水を管理する政府自治体の見解ですが、同時に私たちの体を構成するタンパク質、核酸等、更には腸内細菌に対しても反応することから肌荒れ、アレルギー疾患、子孫への遺伝病との因果関係が取り沙汰されます。

そんな訳で、我が家でも飲料水だけではなく、お風呂の水や洗顔水も含め塩素を除去することが必要と考えております。

私の友人の友人ですが、お風呂とシャワーの水に浄水器を導入したところ、顔の肌荒れが一気に解消され、更に、髪の毛もサラサラ・つやつやになったそうです。

因みに、お風呂に関しては簡易的に塩素の悪影響を解消する方法があります。
湯飲み一杯のお茶を湯船に入れると良いそうです。
お茶にはカテキンをはじめとする大量の有機物が含まれております。湯船に入れると、塩素と瞬時に反応し、塩素を比較的無害な状態に変えてくれます。
反応した塩素は有機塩素となりますが、風呂の場合、湯水を飲むわけではないため問題有りません。

備長炭のような炭を入れるのも、活性炭による塩素の吸着作用があるため効果的です。

逆の考え方をすると、塩素が入った水でお茶をいれた場合、お茶の成分は塩素と反応してしまい、味も香りも良くなくなるわけです。

 

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佐渡に大量に眠る緑泥

2009/06/11 17:02

 

湾烏龍茶、紅茶、黄茶、白茶、フレーバー茶等、高級茶だけに特化したお茶専門店HOJO】



再び、佐渡の話題に戻ります。
以前、宜興の紫砂と佐渡の土の性質がそっくりという話をしました。
紫砂は外観が紫色をしている岩石故にそのように呼ばれますが、その紫砂の中身は、朱泥、紫泥、緑泥により構成されると言われます。

朱泥とは言うまでもなく、鉄分を20%以上含む土のことです。質量が大きく、手に持つとズシリと重さを感じます。
次に紫泥ですが、この定義は非常に曖昧です。朱泥を中性還元、登り窯のような窯で焼くと、鉄が中途半端に還元され紫色になります。
但し、私は紫泥を鉄分が10%前後の土と定義しております。つまり、紫泥も朱泥も同じような土なのですが、含まれる鉄分量の相違により呼び名が変わります。但し、紫泥と名が付いても天然の状態では紫とは限らず、酸化した状態(ヘマタイト)のオレンジ色だったり、還元された状態の青や紫だったりします。

最後に緑泥ですが、こちらも紫砂には特徴的に含まれる土と言われております。
銅又はクロムのような金属を含む為に緑色に発色していると思うのですが、実際にどの金属が多く含まれるのかは分かりません。
緑の急須はとても美しいのですが、緑泥はお茶の味をフラットにします。奥行きのない味にあるため、茶器としては適しておりません。

佐渡の紫砂の場合、言うまでもなく朱泥を含みます、朱泥があると言うことは、当然それよりも鉄分含有量の低い紫泥も存在します。

では、宜興の紫砂に含まれるもう一つの貴重な土、緑泥は佐渡にも存在するのでしょうか?
これは佐渡の土が大陸の土と似ているのかどうかを判断する上でとても重要な要素となると思います。

緑泥の存在を確認するために、大佐渡山脈から流れ出ている河原やその川が流れ込む、海辺に行ってみました。

その結果、有りました!それもいろんな種類の緑泥がゴロゴロと。河原にも海辺にも緑泥は至る所で見つかりました。
河原に行くと、真緑に近い石から雨蛙に近い色の石まで様々な種類が転がっており、何れも泥岩で、中には風化により溶け、文字通り土になっている物もありました。

緑泥の存在を確認できたことで、佐渡の土は宜興の土と極めて性質が近いことをまた一つ確認する事が出来ました。

河原
大佐渡山脈から流れ出す渓流の河原。まるで絵の具のパレットのように色とりどりの石がありました。
紫色の石は鉄分が朱泥ほど多くない、紫泥と呼ばれる土の原石です。

河原の緑泥
緑泥2
風化直前の緑泥原石
緑泥3
様々な種類の緑泥原石
紫泥
紫泥~朱泥の性質を持つ原石
IMG_1737.jpg
紫泥の中に含まれる緑の結晶
 

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